各地で桜の花が満開となった3月28日(日)、2021年シーズンがスタートしました。どのチームも選手の学年が1つずつ上がり、新しい顔ぶれになって最初の公式戦になります。

ファイターズは、2回戦からの登場。相手は強豪・奈良北ジャガーズです。練習試合を連勝しているものの、今日の本番で現時点での実力が試されます。

先攻のファイターズ。初回はあっさりと無得点に終わり、その裏の守りではミスが重なって、いきなり4点を先制される苦しい立ち上がりとなりました。さらには2回、3回に2点ずつを奪われ、3回終了時点で1-8と大きくリードを許します。

ここで雨が激しくなり、一時中断。昨年までのファイターズなら、このままズルズルと押し切られてしまいそうな状況に「雨天ノーゲームにならないかな…」なんていう声が、雨宿りをする父母の間で囁かれはじめました。

しかし! 選手たちの心はまったく切れていませんでした。

雨が弱まり、ゲーム再開——。「逆転するぞ!」と大きな声を合わせて臨んだ4回表、四球を絡めて3点を奪い返します。さらに5回表、満塁のチャンスで頼れるキャプテンがタイムリー2ベース!この回4点を取って、ついに同点に追いつきました。

6回からはタイブレークの特別延長に入ります。表の攻撃ではランナーを進めることができなかったファイターズ。そしてその裏ジャガーズに1点を献上し、万事休す。悔しいサヨナラゲームとなりました。

3回からマウンドに上がり、気迫の投球で三振の山を築いた6年生。最後の最後で力尽きましたが、見事なピッチングでした。また内外野の選手たちも随所でいいプレーをみせ、バッテリーを盛りたてました。攻撃では積極的に打ちにいきながらも、ボール球を見極め「次に繋ごう」という気持ちを出して戦いました。

昨年とは大きく成長した姿を見せた選手たち。しかし「惜しい試合だったが、結局一度もゲームをリードすることができなかったのが敗因」と、試合後監督が語ったように、あと一歩のところで勝ち切るだけの「何か」が足りない。そんなことを感じさせる開幕戦となりました。

でもまだシーズンは始まったばかり。最後に笑うために、また練習に打ち込みます!